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help リーダーに追加 RSS 彫金地金の割がねの計算

<<   作成日時 : 2005/06/16 00:01   >>

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彫金教室では色々の貴金属を使います。
シルバーならば、950SV、925SV、900sv。
金なら、K18、K14、そしてk18WG、K14WG。
プラチナは、Pt900、Pt850。
そのほか 色がね各種。

これらを使う時、既成の物を買ってきても良いのですが、種類も多く、中には自分で作らなければいけない物もあります。
そこで割がね(純金属に混ぜ、硬さや、色合いを調節するために混ぜる金属)の計算が必要になります。

シルバーを例に取りますが、どの地金でも同じです。
良くやる計算で、950シルバーを作る時、5パーセントが割がねなので、単純に純銀量に0.05をかけて出してしまう人がいますが、これは間違いです。
たとえば、30グラムの純銀に、0.05を掛けて1.5グラムが割がね(この場合:銅)とすると、出来た地金全体は31.5グラムとなり、1.5÷31.5≒0.0476
このように、4.76パーセントで、5パーセントにはなりません。

そこで割がねの計算式ですが、比例計算から簡単に出ます。
ここでは、途中経過は省略、結果のみ、一般式で書きます。
(ブログで数式を書くのは難しいのですが、全体で一つの式と考えてください)

            1000分比の割がねの比率:p1
割がねの量:w=――――――――――――――×純金属の量:W
             1000分比の金属品位:p2

見にくいので書き直すと w=(p1/p2)×W とも書けます。
(w=p1×W÷p2 または、w=p1÷p2×Wと書いてもいいのですが、説明の関係で使いません)

補足:1000分比にしたのは、925SVなどの時少数点が付いてしまうため。
    品位とは、950SVや925SVのこと=950や925のこと
    p1は(1000−金属品位)でもよい。

たとえば、950シルバーの時割がねは5パーセントですから、純銀30グラムとするとwは
    w=(50/950)×30≒1.58(グラム) となります。
この式、( )内だけ約分すると、 w=(1/19)×30 と成ります。
すなわち、5分落ちの地金を作る時、純銀量を19で割った値が割がねの量ということです。
同じように、925SVは  w=(75/925)×W=(3/37)×W
       900SVは  w=(100/900)×W=(1/9)×W

金地金も同じように出来ますが、24分比なので割がねの比率も24分比で考えます。
       k18は p1が24−18=6   w=(6/18)×W=(1/3)×W
  純金量の1/3が割がねの量となり、その値を好みの色によって銀と銅に分けます。
       k14は p1が24−14=10  w=(10/14)×W=(5/7)×W

プラチナは、銀と同じに考え、出た値をもとに、パラジウムで割ります。

イヤー参りました、ブログは数式説明のなんと面倒で、見にくい事か。
次回にk14をK18にしたとき、またはその逆の割がねの計算や、
体積を出して、作品を作る時の必要な地金の量の計算をやろうと思ったのですが、
ブログでは大変そう。
どうしましょうかねー。
計算が出来ると、職人さんの経験の一部を、カバーできるんですけれどねー。

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