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彫金教室で使う計算は、義務教育で教わる程度の知識があれば十分ですが、これが一筋縄にいかない。 日常生活で使われなかったことも有るでしょうが、忘れている人が多く、「え!計算するんですか」と言う声が返ってきます。 教室によっては、計算結果の一覧表があって、それで求めていました。 とか、先生に言われて長さを決めていました、という人もいました。 ピアノや、ダンスの稽古と同じで、子供の将来を考えるなら、せめて義務教育の算数の知識を持たせれば、物造りに携わった時、能率よく仕事が出来ると思うのです。 今回は、算数の話ですが、重要な事ですので、復習と思ってお付き合いください。 まずは基本となる、リングサイズの仕組みから。(#はサイズの意味です) リングサイズには決まりがあって、#10の時リング内径16mmと覚えておけば良く、1サイズ増減するごとに1/3mmづつ増減させ、3番おきに1mmづつ増減させればいい事になっています。 すなわち、 ・・・・・・・・・ #7 => 15mm #8 => 15と1/3mm #9 => 15と2/3mm #10 => 16mm #11 => 16と1/3mm #12 => 16と2/3mm #13 => 17mm ・・・・・・・・・ 直径で1/3mm増減すると言う事は、円周上に直すと、1/3×π≒1mm、すなわち1サイズ変化すると、リング円周上で1mm変化すると言う事です。 サイズ直しのとき、#12を#10にするなら、2番小さくなりますから2mm切断すれば良く、 #11を#16にするなら、5番大きくなりますから、5mm足せばよい事になります。 日本式のサイズは、便利に出来ていますね。 ではいよいよ計算式 どうしてそうなるかは、説明が長くなりますのでこのまま覚えてください。 円周の計算に板厚の修正を加えて、 リングの長さ:L=π×(リング内径:D+板厚:T) 簡単に書けば、 L=π×(D+T) と成ります。 ここで例題、 #13、板厚1.6ミリの時の必要になる地金の長さ。 #13の時リング内径17mmですから L=π×(17+1.6) =3.14×18.6 =58.404 58.4mmの長さに切断して、丸めれば#13のリングが出来る、と出ました。 ところが、実際にはそう行きません。 真円にするため芯がねに入れて叩くと、地金が叩かれて伸びてしまい、#0・5〜#1ほど大きくなってしまいます。 そこで、上記計算結果から、0.5ミリ前後引いて、少し短めの58ミリで切断します。 彫金では、リング状のものは小さめに作った方が、叩いて伸ばしながら合わせればいいので、 心持小さめに作ります。 大きい場合、もう一度切断し、ロー付けし直せねばならなくなり、一手間増えてしまいます。 この計算式は、リングだけでなく石座やフクリン、パイプなど、丸い物を作る時に必要になりますので、しっかり頭に入れてください。 ここで先ほどの式に戻りますが、 L=π×(D+T) ・・・・・・・・・・@ L=π×(D−T) ・・・・・・・・・・A @とAの式、違いが解かりますね。 Dのあとが@は+、Aは−になっています。 この違いもしっかり覚えてください。 @の式は、内径が解かっている時に使います。 たとえば、リングを作る時、又は、フクリンを作る時(石径=フクリンの内径)などです。 Aの式は、外形が解かっている時に使います。 たとえば、石座を作る時(石径=石座の径)、パイプを作る時、などです。 暗算で長さが計算できる、略式の計算の仕方もありますが、それはいずれかの機会として、 次回は、地金を作る時の割がねの計算式を書きます。 上記計算は、知っている人には当たり前なのですが、忘れてしまった人には、説明するのに苦労しますし、計算と聞いただけで拒否反応を示す人もいます。 表を使って求めてもいいかもしれません。 しかし、彫金ではリング以外でも、丸い物が結構出てきます。 ですから、出来るだけ式を使う習慣を付けたほうが、効率よく出来るようになりますので、慣れるようにしてください。 ま、現物合わせで適当にやっても、何とか成ってしまうのも彫金ですけれどね。 |
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久しぶりにブログをみました(笑) |
はーたん 2005/06/03 16:17 |
ウ〜ン、、日々格闘している算数(笑、、、ってはいられない) |
銀の夢 2005/06/03 22:10 |
はーたんお帰りなさい、ご苦労様でした。 |
髭猿 2005/06/04 00:12 |
銀の夢さん コメント有難う。 |
髭猿 2005/06/04 00:43 |
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