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日頃から、言葉の由来についてなんとなく興味があったのですが、彫金から生まれた日常語が中々思いつかない。 とりあえず挙げてみますが、辞書で調べたわけではなく、何時ものように髭猿の記憶と解釈です。 宝石関係で、「玉磨かざれば光無し」同様に「玉を転がす」(ころころ転がるような響く声)と言うのがあります。「緑石混合」(普通の人の集団の中にもきらっと光る人がいる)と言う言葉もあったと思います。 彫金は中々思いつきませんが、「きせる」は彫金で出来ているとすれば、入るでしょうか、 「キセルをする」=(初めと終わりに金があって、途中に無い事から有名な言葉ですね。 「雁首そろえる」=たばこを詰める部分を雁首と言い、キセルの頭に当たる所から、人間の頭数をそ ろえるときに使う。 他に彫金関係と言うと、「メッキが剥がれる」ぐらいかな。 鍛冶や刀関係には結構あります。 「相槌を打つ」=いわゆるトンテンカンですね、師匠がトンと打つと、弟子の大きな金槌(相鎚)がテンと 打ち、もう一人がカンと打つ(相手に合わせること) 「付け焼刃」=鋼を何層にも鍛えた物でなく、とりあえず鋼を付けて刃物にしたもの(一時しのぎの物、 取って付けた知識) 「切羽詰る」=鞘から刀が抜けなくなって、どうしょうも無い事。 「しのぎを削る」=しのぎとは刀の刃の無い側、峰の面を取っているところを言い、そこが削れるほどの 激しい戦い。 ヤスリや指輪の腕の台形型の物も、この形に似ているので「しのぎのヤスリ」とか「しのぎ腕」と言います。 「両刃(諸刃)の剣」(もろはのつるぎ)=両側に刃があることから、相手も切るが、自分にも危険があること。 「鍔迫り合い」(つばぜりあい)=刀の鍔と鍔がぶつかり合うほどの熱戦。 ちょっと例が違いますが、刀がらみで、 「刀折れ矢尽きる」=すべてやり尽くして、もうやる事が無い状態。 「土壇場」(どたんば)=昔の刑場で打ち首をする場所、少し土盛をしてあるとも聞きました。 「首切り」=サラリーマンにはつらい。 こう書いて行くと、刃物のためか切ない言葉が多いですね。 首切りで余談、 「子連れ狼」の拝一刀も、元は公儀介錯人(殿様の命で高級武士の打ち首をする人)でした。 他に「首切り朝右衛門」も有名ですね、大名からお金を貰い、打ち首の終わった囚人の胴体を切って、刀の試し切りを請け負ったりしたようです。 二つ胴切り、三つ胴切りの刀でよく切れる名刀と、保障したとか。 話が変な方に行ってしまったので、この辺にしておきます。 髭猿がこのブログをやめる時、こんな挨拶文でも書きましょうか。 「頂いたコメントに相槌を打ち、付け焼刃の知識で書いてきました。他のブログとしのぎを削って、一時は鍔迫り合いまで行きましたが、だんだんメッキも剥がれ、ブログの持っている、諸刃の剣的性質から、刀折れ矢尽きた状態で切羽詰り、ついに土壇場、ここに首切りとなりました。」 なーんて、いかがでしょうか。 彫金をやっている諸先輩方で、彫金に関係した日常語を御存知の方がいらっしゃりましたら、 ぜひその言葉を、教えてください。 宜しくお願いします。 |
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