髭猿

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help リーダーに追加 RSS 金工から生まれた日常語

<<   作成日時 : 2005/02/25 12:33   >>

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日頃から、言葉の由来についてなんとなく興味があったのですが、彫金から生まれた日常語が中々思いつかない。
とりあえず挙げてみますが、辞書で調べたわけではなく、何時ものように髭猿の記憶と解釈です。

宝石関係で、「玉磨かざれば光無し」同様に「玉を転がす」(ころころ転がるような響く声)と言うのがあります。「緑石混合」(普通の人の集団の中にもきらっと光る人がいる)と言う言葉もあったと思います。

彫金は中々思いつきませんが、「きせる」は彫金で出来ているとすれば、入るでしょうか、
「キセルをする」=(初めと終わりに金があって、途中に無い事から有名な言葉ですね。
「雁首そろえる」=たばこを詰める部分を雁首と言い、キセルの頭に当たる所から、人間の頭数をそ
           ろえるときに使う。
他に彫金関係と言うと、「メッキが剥がれる」ぐらいかな。

鍛冶や刀関係には結構あります。
「相槌を打つ」=いわゆるトンテンカンですね、師匠がトンと打つと、弟子の大きな金槌(相鎚)がテンと
         打ち、もう一人がカンと打つ(相手に合わせること)
「付け焼刃」=鋼を何層にも鍛えた物でなく、とりあえず鋼を付けて刃物にしたもの(一時しのぎの物、
         取って付けた知識)
「切羽詰る」=鞘から刀が抜けなくなって、どうしょうも無い事。
「しのぎを削る」=しのぎとは刀の刃の無い側、峰の面を取っているところを言い、そこが削れるほどの
         激しい戦い。
  ヤスリや指輪の腕の台形型の物も、この形に似ているので「しのぎのヤスリ」とか「しのぎ腕」と言います。
「両刃(諸刃)の剣」(もろはのつるぎ)=両側に刃があることから、相手も切るが、自分にも危険があること。
「鍔迫り合い」(つばぜりあい)=刀の鍔と鍔がぶつかり合うほどの熱戦。

ちょっと例が違いますが、刀がらみで、
「刀折れ矢尽きる」=すべてやり尽くして、もうやる事が無い状態。
「土壇場」(どたんば)=昔の刑場で打ち首をする場所、少し土盛をしてあるとも聞きました。
「首切り」=サラリーマンにはつらい。
こう書いて行くと、刃物のためか切ない言葉が多いですね。
首切りで余談、
「子連れ狼」の拝一刀も、元は公儀介錯人(殿様の命で高級武士の打ち首をする人)でした。
他に「首切り朝右衛門」も有名ですね、大名からお金を貰い、打ち首の終わった囚人の胴体を切って、刀の試し切りを請け負ったりしたようです。
二つ胴切り、三つ胴切りの刀でよく切れる名刀と、保障したとか。

話が変な方に行ってしまったので、この辺にしておきます。

髭猿がこのブログをやめる時、こんな挨拶文でも書きましょうか。
「頂いたコメントに相槌を打ち、付け焼刃の知識で書いてきました。他のブログとしのぎを削って、一時は鍔迫り合いまで行きましたが、だんだんメッキも剥がれ、ブログの持っている、諸刃の剣的性質から、刀折れ矢尽きた状態で切羽詰り、ついに土壇場、ここに首切りとなりました。」
なーんて、いかがでしょうか。

彫金をやっている諸先輩方で、彫金に関係した日常語を御存知の方がいらっしゃりましたら、
ぜひその言葉を、教えてください。
宜しくお願いします。

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