髭猿

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help リーダーに追加 RSS 筆文字は気持を現す

<<   作成日時 : 2004/12/18 18:37   >>

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小さい頃より、”お前の文字は ミミズの這ったような字だね” と言われ続け、?十年。
文字に関しては、何時も劣等意識を持っていました。
大学に入り、製図文字を書くようになり、少し変化、それ以降は、
"字はうまくないけれど、読みやすい" と言われるようになり、硬いけれど、読みやすいように心がけてきました。
習字は、小学生の頃少しやった程度で、まったくの自己流ですが、時々筆を持つ機会があり、
教室を始めてからは、授業費袋の名前を筆で書くように努め、現在に至っています。

教室の生徒に台湾生まれ、台湾育ちの日本女性がおり、その人の彫金ノートを見たところ、
すべて漢文(北京語)で書かれていました。
始めは意味が解からず、聞きながら説明していましたが、その文字は罫線に囚われず、
大きく書かれていて、実に堂々として、すばらしい文字だったのです。
これを見て、文字とは大きく書くものだと、認識、
この機会に、大きく文字を書くように、して来ました。
教室をやっていると、色々な生徒から、色々な事を学びます。
有り難い事です。

年に何度か筆で文字を書かなければいけない事が有り、今回も半紙三枚ほどに、びっしり書きました。
始めは丁寧に書こうと思いながら、筆を進め、五行ほど書いて、全体を見ると、
一文字一文字は丁寧なのに、前後の関係で見ると、不揃いの下手な字が並んでいるだけ。
ならば、少し格好をつけて書こうと思い、何行か書いたあと、またまた全体を見ると、
大きく跳ねていたりして、変に気取った文字が、並んでいる。
"あーあ"と思いながら、続けているとますますいじけた字になり、情けなくなってくる。
”今日はここまで” 続きは次の日に回す事にしました。
翌日、”さーやらねば”と再び書き始めますが、前日と同じ、
ところが、ある瞬間、何も考えていないで書いている所があり、見直してみると、
下手なりに、”お・・いいね” と思える行が、何箇所かありました。
”これだ” と思いながら書くと、又嫌な文字に戻ってしまう。

筆文字とは実に面白い物です、その時の心の動きがそのまま出てしまう。
無心になれれば、いい文字を書ける事が解かっているのに、無心になろうとする事自体に気を取られ、無心になれない、たえず邪念が襲ってきて、その気持との格闘になる。
筆を持つ事のよさはここに有るのだろうか、即、人間修行。
煩悩多き髭猿には、到底行き着けない所なのかも知れない。

そういえば、本業でも極まれに、無心に近い時があり、手が勝手に動いている時がある。
そういう時は、ほぼ満足のいく仕事であったりする。

何をやっても、修行、幾つになっても、修行、そういうことか・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あれ?レーアウトが元のスタイルに戻りました?確かに髭猿さんのお人柄には
この落ち着いた感じが、お合いかもしれませんね。
処で、H=zii文字を書くのは「大の苦手!」勤めていた時は、取引先や新潟工場と、殆ど毎日FAXのやり取りがあり、大変往生しました。筆記用具を色々変えて
下手さを「ごまかそう」として、辿り着いたのが「筆ぺん」でした、「下手は下手なりに味が出る!」とかってに解釈して書きなっぐっていました。H-ziiも、また、何か書いてみます。
H-zii
2004/12/19 09:44
すみません。髭猿が呆け猿です。レイアウトの指定をつい以前のものにしてしまいました。今回は、反省の意味を込めて、このままにしておきます。 次回は、新しいレイアウトに戻します。
髭猿
2004/12/19 18:34

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